願い通りに。。。

AM6:00過ぎ母からのメールが届いた
「呼吸が早くなってきた」
マズイ!間に合わない。。。
慌てて支度している最中に また母からメール
AM6:26
「息 止まったみたい…」
くそー心の中で叫んだ


AM6:40過ぎ実家に到着
父は穏やかな顔で永遠の眠りについていた
80歳と2日



すい臓がんと診断され余命の先刻は数か月と言われていたが
5年も生きていられた
なぜなら。。。
本、雑誌、新聞、テレビ あらゆる手段ですい臓について調べ
主治医に相談しては筑波へ行って微粒子治療をうけたり
新薬を飲んだり、後は気力でした


感傷に浸ってる時間はありません
往診の先生と看護士に連絡を入れ
医師の死亡確認時刻はAM7:20でした


その後看護士が到着
私も一緒に清めました
髪を洗い
体を拭き
お気に入りの服に着替えさせ
髭を剃って
最後は母が薄く口紅を塗ってあげました


背中は温かいけど指先は冷たくなってきた


それから葬儀屋到着
ストレッチャーに父を移し白い布で覆い隠し
斎場へ運ばれて行った
後から私達も向かった


儀式を済ませ棺に納める
また一段と表情が穏やかになっている
ホンと今にも起きそうでした


実家に戻っても父がまだいなくなった感じはせず
物音でつい寝室の方をみてしまう
人の気配を感じでは寝室をみる行動に落胆している自分に苦笑いしてました


通夜は14日
告別式は15日

明日は台風の直撃
父が「休め」と台風を呼んだのかな